第1回目 CUIのみでgit入門!
え?初心者にはGUIを使ってもらったほうがいい?
GUIのほうが理解がしやすい?
では質問です。
linuxとwindowsで全く同じ画面で操作ができるgitクライアントは用意されていますか?
せっかくGUIの使い方を覚えてもOSが変わったら通用しますか?
SourceTreeだとwindowsとmacしか無いですし、OSが変わるたびにGUIの使い方を覚え直さないといけません。
それなら最初からCUIで覚えたほうが早いですよね?
というわけで、今からgitを覚える皆さん!是非コマンドで覚えて快適なgitライフを!
今回は長くなりますので2回に分けて記事にしたいと思います。
とりあえず、端末・ターミナル・コマンドプロンプト(gitbashのようなgitが使えるやつ)のいずれかを起動しておいてください。
gitとは
git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。
つまり、ソースコードの変更履歴やバージョンなどを管理することができるツールです。
gitを使うメリット
gitを使うと、日付ごとにファイルのバックアップをとっていた場合はその必要が無くなります。
機能ごとや日付ごとなど自分の好きなタイミングでファイルをセーブ(commit)が出来るのでなにかあった時に戻るのも簡単に出来ます。
しかも、セーブ(commit)するのに必ずコミットメッセージを書かないといけないので、あれ?昨日どんなことをしてたんだっけ?・・・ってなってもコミットコメントを見れば早く思い出すことが出来ます。
チーム開発になっても、誰か他の人がファイルに変更を加えてもコミットメッセージを見ることで変更を加えた人に確認をしなくても変更箇所と変更理由を確認することが出来ます。
gitのインストール
sudo apt install git
sudo yum install git
brew install git
windows
リンクを参考にしてインストールおねがいします。
私家版 Git For Windowsのインストール手順 | OPC Diary
実際にgitを使ってみる
初期設定
gitではコミットするためにユーザ名とメールアドレスを設定してあげる必要があります。
$ git config --global user.name "your name" $ git config --global user.email yourEmail@example.com
とりあえずフォルダを作成して、フォルダの中に移動してください。
ついでに適当なファイルを一つ作っておきます。
$mkdir gitTest $cd gitTest $touch textFile.txt
git add
commitするファイルを追加します。
git add gitTest.txt
addすることでcommitするための準備が整います。
git commit
では実際にコミット(セーブ)してみましょう!
git commit -m "commit message"
git log
先ほどコミットしたので今度はコミットの履歴を見てみたいと思います。
git log
これでgitのログが確認出来ます。
内容は、
誰がいつコミットしたか。
コミットメッセージ
が時系列順に並んでいます。
簡単な使い方手順
すでにリポジトリはある前提です。
ファイルに変更が加わりました。
そろそろコミットしておきたい。→git add
でコミット出来ます。前の作業から作業を再開するときはgit logを確認してから作業を進めると思い出すのがスムーズになります。
あとがき
本日はここまでにしたいと思います。
次回は、リモートリポジトリとの連携とブランチについて触れていきたいと思います。
よろしくお願いします。